漆の葉の器
奈良の柿の葉と手漉き和紙を使用し、曽爾村産漆で仕上げた自然の器
材質:天然木の葉(奈良県産柿)
塗料:仕上げ/漆(曽爾村産)
裏紙:手漉き和紙
平安の時代から「漆部郷(ぬるべのさと)」と呼び伝えられている曽爾村。一度途絶えた曽爾村の漆文化をもういちど取り戻し未来へ繋ごうと、地域グループ「漆ぬるべ会」が漆の植樹を始めました。
現在は、植栽地の整備や育苗、曽爾村産漆の採取、漆を活用した製品づくりなど、将来的に奈良の国宝・重要文化財の修復をまかなうことを見据えながら、曽爾村全体で「漆とともにある里山の暮らしと風景」を取り戻すことを目指し活動しています。
「ぬるべの郷漆工房」では曽爾村で採取された貴重な漆を使い、葉の器を制作。
器のベースとなる素材は、吉野の紅葉した柿の葉に手漉き和紙。
ふたつを貼り合わせ、曽爾村産の漆で仕上げた貴重な器です。
豊かな自然と歴史に恵まれたこの土地ならではの素材を活かした器を手作業で作成しています。使い込むほどに味わいを増す漆の魅力をお楽しみください。
小:14センチ前後
中:17センチ前後
大:20センチ前後
※自然の柿の葉から制作しているため、大きさや色合いが一点一点異なります。
製造者:ぬるべの郷 漆工房
https://yamatourushi.jp/